浄土平に遠征(2)炎立つ夏の天の川
6月も下旬に差し掛かろうとしていますが関東地方は梅雨寒だったりします。今年の梅雨は天候が極端な感じがしているのは私だけでしょうか。
本日は、6月20日に遠征へ行った浄土平で撮影した立ちあがった天の川をご紹介します。
この時期は夜半過ぎに天の川が垂直に立ってきます。今年は木星、土星が並んでいますのでアクセントになりとても美しい光景になります。
観測の雰囲気を出そうと軽めの新星景に仕上げてきました。
中央を横切る暗黒帯は意外とウネウネしていますね。北アメリカ星雲まで繋がっております。
まるで赤い舌(北アメ)を出した黒龍のようです。
【撮影データ】
赤道儀: タカハシ90S改
カメラ: Canon EOS 6D SEO-SP4改造
レンズ: Samyang 14mm F2.8(F4.0で撮影)
ガイド: PHD2による自動ガイド
撮影日時: 2020年6月20日 25:18~
ISO1600 180秒 x 15コマ
前景は同一露出による固定撮影 1コマ
画像処理: PhotoShopCC Camera Rawによる現像、
レンズ収差補正、調子補正
PhotoShopCCによる新星景合成
この記事へのコメント
コメント&お褒めのお言葉ありがとうございます
浄土平は地平付近が暗いので処理し易いですね
地上画が暗すぎるので車のヘッドライトが入っているショットを使って見ました。
また行きたいですね。
いよいよ浄土平編のスタートですね(^ν^)
素晴らしい新星系作品ですね!(◎_◎;)
天の川が立ち上がる本当に素敵な作品ですね!
取り敢えず天文誌に応募してください!
コメント&お褒めのお言葉ありがとうございます。
実は、あまりネタがないんですよ。前半ナローで撮っていたのは風でコマ数が稼げていないんです。90Sで撮っていたのは放置気味だったので・・・
浄土平の星空に見とれていました・・