カシオペア座 IC1848

先週はずいぶん暖かかったのですが昨日から北風が吹いて寒くなってきました。初冬の装い、本来の季節に戻ってきましたね。

今日、ご紹介する画像はカシオペア座にあるIC1848ソウル星雲(胎児星雲)です。H-II領域ですがSII,OIIIの基線も多く、SAO合成でも楽しい星雲です。
500mm フォーサーズではぎりぎり、少し斜めにしないと入ってくれません。

【カシオペア座IC1848 ハッブルパレット】
IC1848_SAO_完成.jpg
【撮影データ】

望遠鏡: ε180ED(fl500mm F2.8)
赤道儀: EQ8-R Pro
カメラ: ZWO ASI1600MM Pro

SII,Ha,OIII各 5分 x 4Shot
撮影日時:2020.11.21 21:08~
撮影地: 群馬県下仁田町

エラスムス彗星(C/2020 S3)が見頃。

11/21は上弦間近の月がありますが良い天気予報だったので妙義山へ出撃してみました。

当日は同業の方も多く出撃しており第一、第二合わせて25台ぐらいの方がお越しでした。

星友のひろたろうさん、N島さん、demioさんと合流して楽しく歓談、星見をすることができました。感謝です。

今話題のエラスムス彗星(C/2020 S3)が薄明寸前に出現、6等台と明るくなってきましたので撮影しました。薄明前とは言え、妙義の東側は条件が良くないのですが、しっかりした尾が写ってくれました。彗星核で加算平均処理をしております。

【エラスムス彗星 C/2020 S3】
C2020_S3_13shot_DBE1_21_finish.jpg
ε180ED(fl500mm) Canon EOS6Dで撮影、70%ぐらいでトリミングしています。
(ISO3200 30s x 13shot)彗星核コンポジット

今日は改造ネタ カメラ超改造、禁じ手です。

天体写真でなくてすみません。
サブで使っているEOS 6Dですが、明るい望遠鏡直焦点ではミラーボックスでケラレが大きいです。
たぶん多くの方が感じていると思うのですがフラットがものすごく合わせ難いです。
カメラレンズではあまり発生しないのですが、直焦点はキツイですね。
まあ、カメラレンズはミラー直前に後玉があるので影響が少ないのでしょうね
これを少しでも軽減しようとミラーを上げた状態でピッタリと貼り付けているのですがε180ED F2.8の明るい光学系では・・・こんなです。

せっかくのフルサイズなのに半分ぐらいしか使えないですね。フラットでも消しけれないです。ライトと同じ条件でスカイフラットを数多く使えば軽減できますがそんな余裕はないのでカメラを改造しました。

”ひぇーやっちまったな”っていう改造なので良い子はマネしないでね!
【改造前カメラ】
IMG_2720.JPG
【改造前のフラット】
flat-_EQT00h00m+00o00'_15s_ISO400_201106-2059-002.jpg
改造前.jpg

結論はミラー取るしかないな・・・ということでミラー取りました。
どうせ、天体撮影しか使わないので・・・
ペンタ側(写真では下)はこれで完璧なのですが下側も削る必要があります。ホットナイフで削りました。フラット見ながら削っていったら床が抜けました。半分ぐらい下のパネルがなくなってしまいましたがこれでも完ぺきではないですがフラットで何とかなるレベルです。
消すった後は植毛紙を貼ってあります。

【改造後】
IMG_2726.JPG
「改造後のフラット】
test-EQT00h00m+00o00'-ISO400-1s202011202257-001.jpg
改造後.jpg

一番下の黒いラインはせんさーの前にある枠です。改造前からあるのですがケラレの方が強くてわからなかったモノですね。

ミラーレスになってしまいました。 EOS 600000Dぐらいですかね?


秋の大銀河、おおくま座M81

本日、ご紹介する画像はおおくま座にあるM81です。みんなご存じの大銀河ですが、なかなか単独で撮ってくれない相棒持ち銀河です。
隣にあるM82が派手な遊び人風なので仕方ないですね。

昨日UpしたIC342より少し遠く1200万光年ですが、全然明るいですね。

ここから先は春の銀河が続きますね。本格的には年明けです。

【おおくま座 M81】
M81_LRGB_TR.jpg


【撮影データ】
望遠鏡: ビクセンR200SS改 PHコレクタ使用
赤道儀: EQ8-R Pro
カメラ: ZWO ASI1600MM Pro
 L=300s x 5コマ、 RGB各=180s x 5コマ Ha=300s x 4コマ(総露出時間90分)
撮影日: 2020.11.14
撮影時間:27:00~
画像処理:PixInsight、SI8、PhotoShopCC

秋のフェイスオン銀河 IC342

いやぁ~いい季節になりましたね~
撮影可能な時間が10時間位あります。これは出かけなければ・・・と2晩連続で出撃です。

ということで、夜長を活かして淡い銀河を撮影してみました。
きりん座の大銀河であるIC342になります。系外銀河なのにIC(インデックスカタログ)に分類されています。NGCを補完する形でICが出来ていますので明るくなさそうな予感です。・・・的中でした。

難物な理由(1)・・とにかく淡いです。中心部はまあいいのですが腕は極薄です。
難物な理由(2)・・銀河系内の星が多い、銀緯10°ですので星間物質越しに見るのでさらに薄いです。
難物な理由(3)・・赤緯が高い。68°ですのでガイドエラーが出やすい。その代わりなかなか沈まないですけど!
難物な理由(4)・・ほかに魅力的な対象がいっぱいある時期だ!

さてIC342ですが視直径は20分と立派な大きさです。距離は800万光年、局部銀河団のすぐお隣の銀河団です。

【きりん座IC342】
IC342_LRGB_lrgb_3.jpg

【撮影データ】
望遠鏡: ビクセンR200SS改 PHコレクタ使用
赤道儀: EQ8-R Pro
カメラ: ZWO ASI1600MM Pro
 L=600s x 8コマ、 RGB各=300s x 6コマ(総露出時間170分)
撮影日: 2020.11.14
撮影時間:23:57~

画像処理:PixInsight、SI8、PhotoShopCC

オリオン座、再処理してみました。

10/24の遠征で撮影したオリオン分子雲ですが、HDR用に撮影していた画像もMixして再処理してみました。
Pixinsightのお勉強を兼ねての再挑戦です。
微光星の大きさを小さくして、彩度を調整、少し黄色気味であったのを直しています。どうでしょうか?

Ori_2x1_NIK2_2.jpg

1x2のモザイクなので画像サイズが大きめです。

10/24 妙義山遠征(4) はくちょう座網状星雲

あっという間に11月です。今年は、例のアレのせいで、印象深い1年でした。

今日ご紹介するのは、はくちょう座にある網状星雲です。約1万年前に爆発した超新星残骸です。眼視では大変淡く、大型のドブソニアン等で確認できる程度ですが写真には比較的よく写ります。
写真では右下側に4等星があり周囲に明るい星雲がありますが、ここがNGC6960で「魔女のほうき」と呼ばれています。(その左の縦長の部分は熊手のようです)

今回の撮影では、ちょうど曇ってしまいましたので待機しているうちに木の影に入ってしまいOIIIが1枚しか撮影できませんでした。
もう、高度が下がってしまったのでまた、来年ですね。

【はくちょう座 網状星雲 SAO合成】
NGC6229_SAO.jpg

【撮影データ】
赤道儀:EQ8-R Pro
レンズ:Samyang135mm/f2.0 ED UMC
カメラ:ZWO ASI1600MM Pro
フィルタ:ZWO SII,Hα、OIII
     SII:  600s x 4(Gain300) 2x2binning
     Ha :  600s x 5(Gain300) 2x2binning
     OIII: 600s x 1(Gain300) 2x2binning
     総露出時間 100分
撮影日時:2020年10月24日 21:41~
画像処理:Pixinsight、PhotoshopCC
撮影場所:群馬県 妙義山

久しぶりの嫁孝行

満月です。満月期には嫁孝行・・・例のアレの影響でしばらく中断していましたが復活しました。少し遠距離ドライブです。

以前からやっていた一之宮巡り・・・越後編
まずは、関越道、北陸道と移動し、上越市、居多神社へ、ここは上杉家の加護を受けて越後一之宮として祀られているようです。一之宮の割には静かで一組の家族が七五三のお祓いを受けていました。
居多神社.jpg
御朱印はこちら、書置きのみで、祈祷料を納める箱と御朱印が置いてあるだけで、日付は自分で記入?かな。
居多御朱印.jpg

次の一之宮は、彌彦神社になりますが、お昼が近くなりましたので燃料補給です。寺泊へ行きました。
なんか、安定感があります。
寺泊.jpg
昼食は、前々回の有言実行、カニを食べました。ミソ多めでうまかったです。
残念なことに、本日は、カニ船が入港しないので釜揚げは食せなかったです。
昼飯.jpg

彌彦神社までは10km程度ですのでスグです。一之宮らしい混雑ぶりです。駐車場あき待ち10分ぐらいでした。
11/1から菊祭りで明日から混むのだろう?と思っていましたがすでに菊は展示されていましたのでこれの影響+七五三かな?
弥彦神社.jpg

こちらの御朱印も書置きでした。感染防止で書置き対応が多いのは寂しいところです。
弥彦御朱印.jpg

せっかく良い天気なので弥彦山にも上ってきました。
これも乗ってみました。スカイタワー・・・昭和の香り・・・
スカイタワー.jpg
スカイタワー最上部の風景をパノラマ合成してみました。
弥彦パノラマ.jpg

今日は、終日、お天気も良く、風も弱かったので観光日和でした。
総走行距離600km流石に1タンク空ですね。残量10Lを割っていました。
高速は土日割引30%ですので7500円位でした。
寺泊の市場は人が多く蜜でした。平日の方が良かったかな?

10/24  妙義山遠征(3) オリオン座分子雲

今日は、十三夜です。(あっ、日付変わった!)
栗名月ですね。撮影しようか・・・と思っていたら曇ってしまいましたが月を愛でることはできました。十五夜を見たら十三夜も見ないと縁起が悪いそうなので、両方見られたので縁起がいいのかな? 知らんけど・・

今日の画像は10/24に妙義山で撮影したオリオン座のモザイク写真です。fl=135mmをフルフレーム横位置で撮影した画像を縦に合成しています。
今回からメインの画像処理はPixinsightを使っております。機能が多くて難しいですが、周辺減光やカブリはきれいに撮ってくれるのでモザイク合成がやり易いです。合成はPhotoshopのPhotoMergeで合成しています。
【オリオン座分子雲】
Ori_2x1_NIK2.jpg
HDR用に露出を抑えて撮影したコマもあるのでM42の中心まで表現してみたいです。

10/24 妙義山遠征(2) M1 かに星雲

朝夕が少し寒くなりましたが、日中は過ごしやすい日が続いていますね。いい感じです。

今日ご紹介する画像は、10/24に妙義山で撮影したM1かに星雲です。ナローバンドSAO合成です。
SAO合成するとフィラメントがカラフルに写ってくれます。なかなか楽しい星雲です。

M1が撮影できる時期になると日本海のカニも解禁になります。新潟は解禁済、北陸は11/6だそうです。

カニが喰いたくなりました。食べに行きたいな~

【M1 かに星雲SAO合成】
M1_SAO.jpg


【撮影データ】
赤道儀:EQ8-R Pro
望遠鏡:ビクセンR200SS改(D200mm コマコレPH(fl=760mm)
カメラ:ZWO ASI1600MM Pro
フィルタ:ZWO SII,Hα、OIII
     各300s x 10(Gain300) 2x2binning
     総露出時間 2時間30分

撮影日時:2020年10月24日 26:04~
画像処理:Pixinsight、PhotoshopCC

撮影場所:群馬県 妙義山