10/24 妙義山遠征(4) はくちょう座網状星雲
あっという間に11月です。今年は、例のアレのせいで、印象深い1年でした。
今日ご紹介するのは、はくちょう座にある網状星雲です。約1万年前に爆発した超新星残骸です。眼視では大変淡く、大型のドブソニアン等で確認できる程度ですが写真には比較的よく写ります。
写真では右下側に4等星があり周囲に明るい星雲がありますが、ここがNGC6960で「魔女のほうき」と呼ばれています。(その左の縦長の部分は熊手のようです)
今回の撮影では、ちょうど曇ってしまいましたので待機しているうちに木の影に入ってしまいOIIIが1枚しか撮影できませんでした。
もう、高度が下がってしまったのでまた、来年ですね。
【はくちょう座 網状星雲 SAO合成】
【撮影データ】
赤道儀:EQ8-R Pro
レンズ:Samyang135mm/f2.0 ED UMC
カメラ:ZWO ASI1600MM Pro
フィルタ:ZWO SII,Hα、OIII
SII: 600s x 4(Gain300) 2x2binning
Ha : 600s x 5(Gain300) 2x2binning
OIII: 600s x 1(Gain300) 2x2binning
総露出時間 100分
撮影日時:2020年10月24日 21:41~
画像処理:Pixinsight、PhotoshopCC
撮影場所:群馬県 妙義山
この記事へのコメント
SamYangの神レンズによる素晴らしい網状星雲星団の全景画像ですね!(◎_◎;)
SAO合成によるハップルパレットの写りは半端無いですね!
ピッカリングの三角形の淡い部分まであぶり出されていて素晴らしいです。
この日は、妙義山は夕方雨が降るかもしれないGPVだったので、房総の荒木根ダムに行きました。
お褒めのお言葉ありがとうございます。
出かけていたので返信が遅くなりました。
OIIIの露出が全く足りないのですが何とか絵になりました。(AOOは作れませんでした)
網状星雲は秋の長雨の影響で、毎年、満足できてないです。
お褒めのお言葉ありがとうございます。
出かけていたので返信が遅くなって申し訳ございません。
妙義は、”パラっ”と降りました。雲が出ていた時間は長くなかったのですが、なぜかOIIIだけ雲が流れたり、ガイドが流れたり(Lostしてました)1枚しか撮影できていませんでした。(笑)
天気も安定してきましたので是非、妙義においでくださいませ!
網状星雲の全景、素晴らしい写りですね。
思っていたより広範囲に星雲が存在しているのが良くわかります。
来年はこの構図で撮ってみたくなりました。
お褒めのお言葉ありがとうございます。
今回はナローで長めに露出かけたのが良かったようで”い”の字型の星雲の内側にもよく写ってくれたので”ゆ”みたいに写りました。
はくちょう座も早く沈むようになってしまいましたのでじっくり撮るのは来年ですね。